出産祝い、新築祝い、入学祝いなど慶事一般のお祝いにも、最近は現金を贈ることが多くなっています。しかし、原則的には現金を贈ってよいのは目下、同輩の間柄の場合で、目上に対しては失礼にあたります。ただし、先輩の新築祝いを後輩数人でまとまった金額にして贈るとか、上司の新築祝いを部下一同で贈るという場合は例外です。その場合でも、「記念に○○をお贈りしたいと思ったのですが、ご趣味に合うものを選んでいただいたほうがよいと思いましたので」という言葉を添えたほうがよいでしょう。また、慶事(祝い事や喜び事)のお金包みは、五本の水引で紅白の蝶結びというのが決まりです。特におめでたいお祝いや金額が大きい場合には金銀を使います。いずれも宗教関係者へのお礼以外はすべて、右肩にのしをつけます。自分でお金包みを作る場合は結婚祝いと全く同じでよく、奉書は二枚重ね、水引は三本、五本、七本、九本の奇数にします。品物にも、かけ紙、水引、のしを忘れないようにしてください。
ブフェというのは、フランス語で簡単な食堂という意味です。列車に連結されている立食式の食堂をブフェ(ビュッフェ)と呼ばれているのは、このためです。最近では、立食式パーティーもブフェスタイルと呼ばれるようになっていて、こういった招待を受けたら、ホスト側の気軽にお越しくださいという意味がこめられていると判断してかまいません。洋服も比較的自由ですから、肩の凝らないスタイルでかまいません。また、パーティー以外でもホテルやレストランでブフェ式とあったら、規定の料金内で好きな料理を自由に食べてかまわないという意味になります。よく言われるバイキングスタイルというのが、この方法です。これは我が国独自の言い回しで、いまや食べ放題全般の俗称となっている傾向がありますが、本来は北欧の伝統料理である「スモーガスーボード」が原形である、ということを理解しておいてください。
何か企業というものは、社員の親睦を図るため、日常業務以外にさまざまな行事を行います。そのうち定番となっているのは、?お花見、?新入社員歓迎会、?社員旅行、?忘年会の四つではないでしょうか。そして、それらの会の幹事の役目は、ベテラン社員より、若手の社員に回ってくるものです。「幹事なんて、場所と会費を決めて、あとは参加人数を確認するだけのこと」と言う人もいますが、実はそんな単純なものではないのです。というのも、幹事の心得の第一は、参加者の多くに「楽しい会だった」と思わせることだからです。そのため最近では、行事の前に社員にアンケートをとるケースが多いようです。アンケートの内容は、行きたい場所(店)、食べたい料理、会費の上限など。もちろん、いろいろな意見が出ると思いますが、その中で最大公約数を求めて、幹事の裁量で諸条件を決定すればいいのです。